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「遣らずの雨」
だれかがうちへ訪れているとき、まるでその人の帰りをひきとめるかのように降り出した雨のことを「遣らずの雨」という。 はじめて聞いたとき、物語性があってすてきなことばだな、と思った。 ............................................................................................... それにしても、自然災害は恐ろしい。 人為を超えた力にはどうすることもできない。 新潟のニュースをきいて、中学のときの修学旅行を思い出した。 行き先は九州だったのだが、長崎をバスで走っているとき、窓の外に大きくてまだ新しい一戸建ての家が何軒も砂に埋もれたままの状態なのを見てびっくりした。 あとで、数年前に雲仙普賢岳が噴火したしたとき土石流にのみこまれたのだと知った。報道で知っていても、惨状を目の前にしたときのショックはとても大きかった。 災害に遭われた人々が早く元通りの生活をできるようにと祈るばかりだ。
by annin8
| 2004-07-16 21:15
| 自然/伝統
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