つらつら日記〜かあちゃん編〜
by annin8
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たなばた
日本列島は七夕の7日、高気圧に覆われた影響で広い範囲で気温が上昇、午後3時までの最高気温は熊谷(埼玉県)で37・5度、前橋と豊岡(兵庫県)は36・5度、福島も36・3度とそれぞれ今年1番の猛暑となった。(共同通信)

私はそのころ坂をのぼっていた。
四条と五条のまん中、松原通は鴨川をこえるとかなり急な坂になって、そのまま清水坂に続く。

清水寺の奥にある、地主神社でおこなわれた七夕祭の取材に行ってきた。
午後2時前、遅刻しそうだったので小走りで坂をのぼる。
傾斜はきついし暑くてめまいがする。
カメラの部品が入ったカバンと脚立をもって歩くと地面にくいこみそうだ。
うつむいたとき、地面に何か落ちたと思ったら自分の汗だった。

七夕の日は毎年雨がふる、と七夕生まれのタマキさんが悲しそうにいっていたのを思い出した。
織姫と彦星が年に一度の逢瀬をかわす日に、雨が降る。
誕生日が毎年雨だとちょっと悲しいけど、七夕の日はいつも雨、なんて
歌詞にありそうですてきだと思う。

取材が終わり、汗で顔はぐしゃぐしゃ、シャツも湿ってよれよれのこ汚い身なりで会社に戻ると、社内に見知らぬ若い(ちょっと素敵な)男性がいてぎょっとした。
「本社(東京)から出張で京都へきている内藤くん」と紹介され、「普段はこんなに汗くさくないんです! まゆげもちゃんとあるんです!」と言いたかったけれど言えなかった。

地主神社は縁結びで有名で、この日も若い女性がたくさん集まっていた。
七夕こけしという紙でできた人形に自分の名前をかき、もうひとつに好きな異性の名前をかいて固く結び、いっしょに笹へつるすというのが七夕祭の内容。
宮司さんはこう言っていた。
「人の世で一番たいせつなのは、出会いです。本当に自分にふさわしい人と出会ってデートしてください。デートをして、子どもをたくさん作ってください」


七夕の日に出会った人。
雨が降らなかったおかげで私は汗だくになり、挙動不審なところをあますことなくみせたうえに、あさって退社する。
もう会うこともないけれど、かっこいい腕時計してたなぁ。
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# by annin8 | 2004-07-07 20:27 | 自然/伝統
"この味がいいねと君が言ったから 七月六日はサラダ記念日"らしい
うーん、1週間たつのがはやい。
仕事場のパソコンだと人目が気になるのでなかなか更新できません。
早く家にインターネット回線をひきたいなぁ。

そろそろカメラ付きの携帯電話が欲しい。
ほんとはデジカメの方がいいけど、携帯だと(機種をauに変えたら)0円だしな。
紙焼きの写真をスキャナーで取り込むのは、とても無駄な労力に思える。

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以前アルバイトをしていた書店の社員さんが、「ギャグとホラーは紙一重」説を居酒屋で語ってくれたことがある。
たしかに、楳図かずおの『まことちゃん』は子どものころ怖くて読めなかったし、『ドラゴンヘッド』にでてくる、トンネルの中で体に模様かいてた人はまるで稲中の前野だ。あと『リング』の貞子とか。

この話とは関係ないけど、思い出したのには理由がある。
稲中の作者、古谷実の格言ともいえる「人生最大にして最強の敵は“めんどくさい”だ」(『グリーンヒル』より)ということばが、毎日私の頭の中でうずを巻いている。
あまり知られていないようだけど、かなりのめんどくさがり屋だ。
今日も弁当屋さんで「レディース弁当」を注文したのになぜか「焼肉弁当」がでてきたが、「文句をいうのもめんどうだ」と思ってそのまま受け取った。

洗濯や食器の片付け。ぐひー。
家に帰ると、読みかけの本やら書きかけの手紙やら、詰めている途中の段ボールを無視して、酒飲んで寝る。そして後悔する。
ひきこもりがちなのも、外へでる準備がめんどくさいからだ。
対人関係にも影響を及ぼしているに違いない。
今まで挫折したことも、根底にある原因はぜんぶ「めんどくさい」だった。

強い。「めんどくさい」は強い。
こいつに勝てる日はくるのだろうか。
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# by annin8 | 2004-07-06 19:08 | 日々の泡
母のことば
母のことば使いには、時々意表をつかれる。
おぬし、とか、チョーとかいうのではなくて(母がそんなのだったら困る)、ものの呼びかたが変なのだ。

例えば、制服のベストのことを「チョッキ」と呼ぶ。
スニーカーは「ズック」、なぜかばんそうこうを「サビオ」という。
サビオじゃわからんだろ。
電気カーペットは「ぬくぬく」だ(発音は若者がいうカレシ、と同じかんじ)。

今年の正月に帰省したとき、職場の様子を撮ったビデオカメラを持って帰り母に見せると、いちばん年長に見えてきちんとネクタイをしめていた上司のことを「この人が店長さん?」。うーん。“長”なのはあたってるけどちがう。

ことば使いとは関係ないけど、この数日後、京都へもどるときに母は「晩ごはん、ビーフシチューやけんもって帰りまい」と言って袋を手渡してくれた。中にはハンカチにくるまれた物体。お礼をいって私は実家を出た。
香川から京都駅まで約3時間バスにゆられ、京都駅からさらに30分バスにゆられてようやく下宿に到着。夜10時、お腹がすいた。
さて、ビーフシチューをあたためて食べよう、と包みをあけたらどんぶり! 
うち、タッパいっぱいあるやん!どんぶりにアルミホイルと輪ゴムでふたしてるけど、私よくこぼさんかったなぁ、どんぶりにシチュー入れたまま海を越えてきたのか……。

と、なぜ母の話になったのかというと、きのう引っ越しの日取りなどについて電話で話しあっていたときのこと。
「冷蔵庫やテレビはまぁいいけど、あんたはごぞごぞもんが多いけんのー」

ごぞごぞもんかぁ。わかるけど。
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# by annin8 | 2004-06-30 21:16 | ふるさと
ひっこしの話
根気よく3軒の不動産屋をまわり、ようやく都島区内に新居を決めた。
大阪とはいえ、あたりは住宅地なのでそんなに治安は悪くないようだし、もちろん今より家賃はあがるけれど、キッチンが広くてお風呂とトイレがセパレートになったのがうれしい。ガスコンロもふたくちついている。

部屋も決まったし、いよいよ「京都からでていくんやなぁ」という実感が湧いてくるかと思ったけれど、そうでもない。
しなければいけないことが山積みで、しばらくはてんてこまいの日々が続くことになる。

あー引越しってほんまに厄介。これで4度目とはいえ、できることならもう一生したくない(とこれまで3回したときもそう思った)。
しかし、駄々をこねても仕方がない。自分で決めたことであるうえに、晴れがましい事情による引っ越しなんだから、気合いをいれて早々と荷物をまとめることにした。
 
段ボールの山と格闘している最中、最近読んだ本の冒頭を思い出した。

−人間の体のどこかに、ありとあらゆる記憶を沈めておく巨大な湖のような場所があって、その底には失われたはずの無数の過去が沈殿している。何かを思い立ち何かを始めようとするとき、目が覚めてまだ何も考えられないでいる朝、とうの昔に忘れ去っていたはずの記憶が、湖底から不意にゆらゆらと浮かび上がってくることがある。
それに手を伸ばす。
湖に浮かべられたボートから、手を伸ばす。しかしボートの上から湖の底が見えたとしてもそこに手が届かないように、沈殿している過去を二度とその手に取ることはできない。(『パイロットフィッシュ』大崎善生)

引っ越しは、「沈殿している過去を覗き込む」という作業なしにはできない。
部屋の中にあるものすべてにそのときどきの思い出のようなものがくっついている。
「そんなこと、忘れてたのに」ということが、荷物を片付け始めるととたんに現われてくる。
しばらくぶりに表紙を見た本。折り曲げているページを開くと、同じ一行に目がとまる。
CDとCDの隙間からでてきた、欲しいものリストを記したメモ用紙。書かれていた中で、いま手にしているものはほとんどない。
ベッドの隅に落ちていた腹巻き。私が喜ぶと母はもう一枚買ってきた。
確か雨の日に買ったシャツ。プリントの裏の手紙。段ボールの手触り。はじめてのひとり暮らし。

歳を重ねるごとにどんどん一日が短くなって、一週間経つのがあっという間になって、ついこの間のことをうまく思い出せなくなっていく。
持病の「めんどくさい病」に悩まされている私のような人にとってはしんどいかもしれないが、引っ越しをすると荷物だけではなくて、記憶の整理にもなる、かもしれない。

一生引っ越ししたくないと言ったけど死ぬまでワンルームに住むのはいやなので、多分また同じ煩わしさを呪いつつ、ゆらゆらと浮かび上がってきた過去に手をのばしてみることになるのだろう。
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# by annin8 | 2004-06-29 19:41 | 本の話
毎日北山堀川から四条河原町まで自転車で通勤しているので
会社につくと滝のように汗が流れだす。
朝から汗だく。気持ち悪い。

家から7kmくらいあるし、朝とはいえ日ざしもあるし
起きてから何も食べてないのに猛ダッシュするのはよくないかも。
仕事前に、すでにぐったり。。
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# by annin8 | 2004-06-28 09:23 | 自然/伝統
ミシュランのすすめ
昼ごはんにカップラーメンばかり食べていたことがある。
とにかくビンボウだったのでしかたがないと思うのだが、職場では「そんなに毎日食ってると死ぬぞ」と脅されていた。
それでも食べ続けていると、ほんとに毎日毎日「死ぬぞ」といわれ続けた。
しばらくすると「そんなにラーメンばっかり食べてるんやったらカップラーメンサイトでも作ったらいいのに」という声も加わるようになった。
せっかくいろんな味のラーメンを食べくらべる機会があるのだから研究したり点数つけたら面白いのでは、とう提案だったようなのだが、「死ぬぞ」とのダブル攻撃はきつい。もう、放っといてくれ!のひとことをぐっとこらえ、カップラーメン生活をやめることにしたのだった。

毎日いわれていると、「ラーメンサイトか…」とつい構成なんかを考えるようになったのだが、かなりの種類のカップラーメンを制覇したにもかかわらず、それぞれのラーメンの特長などについては全く無頓着だったことに気付いた。
カップラーメンならなんでもよかった私に、カップラーメンサイトを作る資格なんてない(しかし日清のgootaは高いだけあっておいしかった)。
そうだ!研究とは対象への愛がないとできないのだ!

こんな私が最近「たこやきミシュラン」計画を進めている。
たこやきはなんでもうまいと思ったら大まちがいだ!
ことの起こりは堀川北大路を上がったところにある「すずや」というたこやき屋。うまい。うまかった。
毎日通っているうちに、私のからだにはたこやき好きの血が流れていることに気付いた。
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ちなみに「すずや」は
・大きさ  ★★★★★(でかい)
・値段   ★★★☆☆(8個で400円)
・たこの具合★★★★★(吸盤がぷりぷりで、大粒)
・待ち時間 ★★★★☆(鉄板にたくさん並んでいるのですぐ)
・立地   ★★☆☆☆(車がないと行きにくい)
という具合。

おすすめのたこやきがあったら教えてください。
私のたこやきブームが去る前に…
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# by annin8 | 2004-06-22 19:39 | たこやきミシュラン
むしむし
梅田のインターネットカフェにいる。
不動産屋さんの場所を調べたので、今から何軒かまわりにいくところ。
来月には京都を離れ、大阪に住むことにしたのだが、大阪はちょっとコワイ。
生まれてこのかた「やくざ」をいうものをナマで見たことがないので、どんな生態の生き物なのかよくわかっていないが、とにかくこれが大阪には多いらしい。

横でI手氏がドラゴンボールの4巻を読んでいる。
不動産屋さん、行くのいやだなぁ。
しかし、今日は漢字検定を受けにいくはずだったのに寝坊してしまったので(4000エンがムダ)、いかんいかん、自らを律しなければ、と喝を入れ、汗だくになりながらまわってくることにする。
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# by annin8 | 2004-06-20 15:34 | 日々の泡
ファッションカンタータ
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ファッションカンタータというショーの取材(撮影のおとも)へいってきた。
京都の和装産業の活性化、というところがコンセプトらしく、今回はアニエスべ−の秋冬コレクションと、京都のデザイナーによる着物がでてきた。
テーマが「DO SPORTS」なので、ショーの合間にフェンシングや剣道(演出家によると【洋】と【和】の対比らしい)、今度は新体操かと思えばDJブースが奈落から登場し、ブレイクダンスが繰り広げられるなどなど、みどころ満載だった。

特別ゲストとして石川亜沙美と平山あや(関係ないけど“ひらやまあや”ってものすごく言いにくい)が出演していたのだが、控えめに言ってあまり目立っていなかった。
むしろ、アニエスを着ていたモデル達のほうがかっこよかったなぁ。
芸能人ってオーラを発してるそうだけど、あの二人は私的ランクで「べつにふつう」に格付けされる。ふむ。

オーラって、その成分はなんなんだろう。
「外見の美しさ」25%、「目力」10%、「表情の豊かさ」15%、残り50%は目下研究中。
分析できたら公表しよう。
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「カンタータ」ということばの響きで思い出したが、先日実家に帰ったとき妹の部屋で読んだ『のだめカンタービレ』(二宮和子)というマンガは面白かった。
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# by annin8 | 2004-06-19 16:35 | 発見したこと
0618
今日から日記をつけることになった。
「日記」とはいえ、私しか見ない秘密のノートとはワケがちがうので、変なことをかくのはひかえた方がいいかもしれない。
あまり何も考えないでつらつらと綴っていこうと思う。


きのう、鴨川の出町柳付近で蛍をみた。
小学生の頃、実家のすぐ近くにある吉田川へ蛍をみに、家族全員つれだって行ったことがある。
それ以来なので仕方がないかもしれないが、私は勝手に「蛍の光はオレンジ色」だと思い込んでいたようだ。

ユタニに「蛍がおるで」と言われたときなかなか見つけられなかったのは、オレンジ色にまるくぼんやり光っているものを探していたからかもしれない。
実際は「青白い」と「緑色」の中間みたいな細長めの光がふわふわとついたり消えたりしていたのだった。

賀茂大橋の欄干に灯っているランプや行き交う車のライト、ボンボンカフェの窓のあかり、三角州のところでバカ学生が騒ぎながら打ち上げている花火など、あたりには光が散漫していて、蛍がそこにいるのかどうなのかよくわからないほど明るい。そしてうるさい。なのに蛍がいる。都会の真ん中に蛍がいる。

私の実家付近では、夜10時を過ぎると全ての信号が点滅しだす。
外灯もそんなにないし、民家もそんなにない。吉田川にはまだ蛍がいるかもしれない。

帰路につきいろいろ考えていると、ひとりぐらし6年目なのにちょっとホームシックになった。

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明日は京都国際会館に「ファッションカンタータ」というショーの撮影に行く予定。平山あやと石川あさみがくるそうだ。でもそれより招待デザイナーのagnis b.を拝顔する方が楽しみ。

仕事でなければ……。
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# by annin8 | 2004-06-19 14:04 | 自然/伝統