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ブログを放置していたら、4年が経っていた。
富士山に登ったのは4年前か。 仕事と読書とお酒で生活が構成されていた4年前、 私はどんな気持ちで過ごしていたのか思い出せない。 こどもがうまれてからは何かについて思考をめぐらす余裕がなくなり、 本を読む時間が激減し、お酒を飲む量もずいぶん減った。 ただ目の前の用事を消化する毎日が続いている。 こどもが生まれてから、ぱーっと視界が広がった気がした。 これまで見ていた世界のまわりには、もっともっとたくさんの風景が広がっていて、 そこにはこれまで知らなかった事象や感情がたくさんあることに気づいた。 こどもをもつ、ということだけで たくさんの人たちとさまざまな思いを共有することができることに驚いた。 「私はこうやって生まれてきたのか」を体感することは 劇的な意識変化をもたらすほどインパクトのある出来事だった。 ただ、そのシンプルだけど大きな驚きと喜びは しなくてはいけない多くの用事によって、ただただ流れ去っている。 もっととどめておきたい、けれどとどめておくための時間と気力がない。 ちょうど2年半前(今日は2歳半の記念日だ!)生まれたての赤ちゃんだった息子は 機関車と電車と車が大好きで、走るのが得意な男の子に成長し、 おかあさん、すきだよー!と時々全力で叫んだりする。 生活とは、幸せとか不幸とか意識しないで過ぎていく時間のことだ、 と何かの本にあったけれど、 にこにこしている息子のほっぺたをぷにぷにしているときの私は まちがいなく幸せだと思う。
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by annin8
| 2014-05-07 17:38
| 日々の泡
ごぶさたしています。
このたび、お盆休みを利用して富士山に登って来ました。 ブームに乗っかってみたものの、富士山あなどりがたし!!! いろいろと聞き及んではいたけれど、私の想像と体力の限界をはるかに超えていました。 夜8時に5合目から登り始め、頂上に着いたのは午前3時半。 夜の登山だし寒さは覚悟はしていたけど、よりによって、おおつぶの大雨! 横殴りの強風! 視界真っ白の濃霧! 酸素が薄いせいか息がすぐ上がって苦しいのだけど、立ち止まると寒すぎてガタガタ震えがとまらない(この時期気温は5度ほどらしいが、雨でかなり冷えていたと思う)。 登っているとモウレツに汗をかくので、服の内側も外側もずぶぬれ湿度150%状態。 登山道に張っているロープを握りながら登っていたら(ステッキみたいなやつがあったらよかったのだけど。足が弱ってしまい手を使わないと登れなかった…)、スキー用の手袋が濡れたロープの水を吸い、したたるほどの水浸しに。指先の感覚がなくなるほどかじかんだ手でチョコレートを補給。手が砂まじりだからじゃりじゃりする。おでこに装着したランプだけでは足元が暗くて、岩なのか砂なのかわからないまま足を出して何度も転ぶ。 そんなこんなで何時間も登り続けたところに、崖登場。あれは崖だった。 最後の方、崖よじのぼりゾーンが続いて本当に辛かった…。 こんな地獄っぷりは、30年生きてきてそうないんじゃないかと思う。 濃霧でご来光も拝めなかったけど、根性でなんとか頂上に到達しました。 日の出の時刻が近づき薄明るくなって来た中、浮かび上がる鳥居をくぐった時には達成感のあまり号泣。知らない人に「よく頑張りましたね」とあたたかくなぐさめてもらうほどの泣き様でした。 しかしほっとしたのはつかの間、くだりの地獄が待ち受けていた… くだりは登る時間の半分ほどだというけど、足への負担ははんぱなく、実に辛かった。。 5時間かかってようやく5合目にたどり着いた時は、午前9時。膝とくるぶしの関節が壊れかけ、数時間後には太ももが破裂しそうなほどの筋肉痛が襲い、からだのあちこちに青あざができ…。何度も転んだし滑落したし、よくけがをしなかったものだ。 もう、辛かったことしか語れません。 でも、ご来光は死ぬまでに一度は見たいと思う。 頂上を再びめざす気になるかどうかは、今のところ否だけど。。 それと、こんなにからだを酷使したにもかかわらず、下山後に銭湯で体重を量ると1.5kg増えていたのがふしぎ!! それに、徹夜でハードな運動したのに全然眠くなかったのもちょっとふしぎ(しんどすぎたからかな)。 静岡市内の居酒屋で、富士山型のタジン鍋を発見。 #
by annin8
| 2010-08-15 00:00
先月、ぶじ結婚しました。
結婚式はこれからのことを誓う儀式だけれど、結婚式の準備期間はこれまでの人生を振り返ることばかりで、じっさい振り返ってみると私は実にいろんなことをさぼって生きてきたなぁとか、人に不義理を働いてばかりだなぁと反省ずくしでした。そんな自分はいかに後ろ向きな性格であるのかも改めて認識しました。相手はというと、修学旅行前の小学生のように無邪気に当日を楽しみに待っていました。楽観的すぎて癒されました。 準備期間の重苦しさとはうらはらに、当日はあっという間に終わり、たくさん祝福の気持ちをもらって、自然な感謝の気持ちでいっぱいになりました。 今までいろいろな時間を共有してきてもらったみなさま、本当にありがとうございます。 ふつつか者とはまさに自分のためにあるような言葉で、足りてないことだらけで、まだまだいろんなひとにお世話になり続けて生きて行きます。時々、振り返って反省ずくしになりつつ。どうぞよろしくお願いします。 ここひとつき以上、ほぼ毎日終電近くで休日出勤が続いている。わたしが何の変化もなくすごしている間に、友だちの赤ちゃんはすくすく育って毛がふさふさになり、この世界の仕組みを徐々に吸収している。妹のおなかの赤ちゃんも大きくなって、妹がアイスを食べるとおなかをけるようになった。毎月、住んでいる社宅まわりの草抜き(全員絶対参加)をしているけれど、きれいに刈ってもひとつき経てばふくらはぎが露でぬれるほどに生い茂る。 ゆっくり寝たいけど、明日は朝から草抜きで、休日出勤。楽しみは、もちろん一日の終わりのビール。 #
by annin8
| 2009-07-18 00:56
みなさま、いかがおすごしでしょうか?
気がつけば、ずいぶんと間があいてしまっておりました。 毎日JR大阪駅を経由するので、マスクをつけて通勤しております。 駅員さんやコンビニの店員さんはもちろん、近所のおしゃれカフェの店員さんもみんなマスクをしています。マスクだらけの風景をみて、「これだけみんながマスクをしてたらうつらないだろう」と言ってマスクをしていない人もいます。 私は、マスク慣れしていないためか、息が苦しくなるので自然と口呼吸になります。 そうすると、マスク内に吐息がこもるため、自分の口臭を常にチェックしている状態になります。ちょっとつらい現実が、そこにあります。 アラサー女性にも加齢臭が?というニュースをやっていましたが、働き盛りの男みたいな生活をしていると、加齢臭が出てくるようです。 1日に何杯コーヒーを飲んでいるか?晩酌は何日続いているか?夜更かししすぎ?など、己を見直すいいきっかけになっております。マスク。 #
by annin8
| 2009-05-21 00:00
私が毎週楽しみにしているテレビ番組といえば、アメトークとあらびき団。
あらびきは、いつも1時くらいから始まるのに、昨日は1:25からだったから見終わる頃は2時。よふかしして眠いです。 ところが、こんな遅くからやってるのは関西だけって今日知りました。 全国的には11:55からなの? しかも関西は1週間おくれなんですか! 別にいいけど、損した気分。いっこくも早く暇をもてあました神々の遊びが見たいのに。 もうひとつ、楽しみにしてたのは、今ちゃんの実は…のコーナー、京大ウジハラVS東大田畑藤本の藤本君のクイズ対決。 これはローカルなんでしょうか。手に汗にぎりました。聞いたこともない専門知識の単語ばっかりで問題全部きいてもなにいってんのかわからん。それを問題文のふたこと目には答える藤本君かっこいい。控えめなかんじも眼鏡もすてき。 ここは、ウジハラの応援をするべきコーナーだけども、藤本君に釘付けです。 #
by annin8
| 2008-09-25 23:46
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